日本留学試験(EJU)の中止に続き、日本語能力試験(JLPT)の中止も決まりました。
真摯に試験対策をしていた学生や講師を想うと、残念でなりません。
例年、入試判定の二本柱であった実力測定が利用できない今年の受験では、
受け入れ機関、送り出し機関ともにより本質的な柔軟性が求められるでしょう。
凝り固まってしまった指導計画や選考方法、試験制度を見直すいい機会かもしれません。
1ヶ月半のオンライン授業を通して、
従来の対面式授業ではできないことが可能となり、
思いの外、収穫を得る結果となりました。
ある大手通信社がテレワーク期間を経て、
希望する職員にパンデミック収束後も無期限でテレワークの継続を認めました。
教育業と通信業で違いはあれど、利点を活かすという点において、
はっとさせられるニュースでした。
求められる柔軟性とは、
何事も無駄にせず、今後の糧にしていく心積もりではないでしょうか。