数年前に行った山形県酒田市で美味しいラーメンを食べてから、眺めた海の写真です。海の色は、一色ではなく、青、緑、紺とグラデーションになっていました。
来年こそは、マスクを外して海外旅行に行けるでしょうか?できれば、到着地点を決めずに出掛けてみたいです。そんな漂泊民のような旅に憧れます。昔は、そのような旅に出る人は少なくなかったそうです。
かの有名な松尾芭蕉もその一人だったようです。彼は45歳の頃、ふらっと旅に出ました。江戸の町から東北へ向けて歩き出しました。約150日間の旅でした。松尾芭蕉は、その後、旅の紀行文を書き続け、彼が50歳で亡くなる年にその紀行文は定稿されました。旅の思い出を書き残す作業は、楽しかったに違いありません。
旅を振り返り、思い出に浸りながら人生を終えられたら、最高に幸せだと思います。秋の行楽日和が続くと、本当に旅行に行きたくなりますね。
専任講師 村橋 明美